GOGYO
─ 暦をひもとく、暮らしをひらく。 ─

清明(せいめい)

「草木の芽発生して何の木何の草と明らかに…」


天明7(1787)年に出版された「こよみ便覧」は、当時の暦の解説書です。ここに二十四節気のひとつ「清明」の解説として「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」と書かれています。この「清浄明潔」を略したものが、二十四節気のひとつ「清明」。草木が生き生きと芽吹く、生命力あふれる空気が伝わってくるような言葉です。

 

中国ではこの日に先祖の墓参りをする風習があり、お墓を掃除したり、先祖のために紙銭というあの世のお金を燃やしたりするそう。18世紀中ごろに沖縄に伝わり、先祖を供養する清明祭(シーミー)となりました。沖縄本島の中南部を中心に盛んにおこなわれ、家族や親せき一同がお墓に集まり、料理やお茶、お酒などをお供えして、お下がりをいただきます。

 

ここでは、かまぼこや揚げ豆腐、三枚肉の煮しめ、昆布の煮しめなど、お祝い用の料理が9品目など奇数の品目が用意されます。同様にお餅も9個や15個。9といえばめでたい数字とされる奇数(陽の数)の極。大切なお供えとして、料理の品数も縁起のよい数で用意していることがわかります。

 

うららかな春の日差しの中で、花々も一斉に咲き出しています。ハイキングやピクニックを楽しむのにも良い季節となりました。お出かけ用のお弁当にも、縁起のよい品数を意識してみるのもいいかもしれませんね!

公開日:平成30年3月29日

「魔除け」「厄除け」の神社・晴明神社では、ご家族同様、ペットも毎日健康で過ごせるようにとの願いを持った皆さまの気持ちにお応えするべく、「ペットの健康祈願」を、通信制にて受け付けています。

ペットのご祈願について