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晴天の日に現れる水平の虹

みなさんは、晴れた日に現れる虹「環水平アーク」をご存知でしょうか。

一般的な虹は、雨が降っている時に太陽の光が差すと、太陽の反対側に大きな弧を描いて美しい姿が現れます。一方で、「環水平アーク」は、太陽の下の薄雲の一部が虹色に輝く現象です。薄雲が出て太陽が高い春から夏の時期に見られ、太陽が低い秋や冬、雲がないときには見ることができません。「環水平アーク」の虹色の帯は、真っすぐに近く見えるため「水平弧」とも呼ばれています。その不思議な眺めから、SNSや報道でも話題になることが多く、特にこれからの初夏の時期は見える条件が整いやすくなります。

 

実は、雲が虹色に染まる気象現象は他にもあり、太陽の下に現れるものが「環水平アーク」。太陽の上に現れるものが「環天頂アーク」、太陽周辺の雲が虹色に染まる現象は「彩雲(さいうん)」と呼ばれ、それぞれ見える条件やメカニズムが異なります。古文献や社寺の創建由緒に表われる「紫の雲」の正体は、こうした現象と考えられています。「彩雲」と「環天頂アーク」は、年中見られるチャンスがありますが、「環水平アーク」は、年間でも見られるタイミングが限られている珍しい現象です。

 

初夏、太陽が高く昇る頃、薄雲が出ていれば太陽の下をみてください。もしかすると美しい虹色の帯が出ているかもしれません。

 

虹色の帯に出逢える条件

 

<本文監修、画像提供>

観光ガイド「京都旅屋」代表、気象予報士  吉村晋弥   プロフィール>

公開日:平成30年4月23日

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