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虹色の帯に出逢える条件

水平の虹「環水平アーク」が出る重要条件は、大きく分けて2つあります。

1. 太陽の高さ
環水平アークは、太陽が地平線から58°以上の角度に昇ると出現します。そして、太陽の高さが68°程の時に最も虹色が濃くなります。この太陽高度はかなり高く、京都で見られる時期は夏至の前後の2か月ほど、一日の中では太陽が高く上るお昼前後の時間帯がベストと考えられます。

京都で太陽高度が68°程になる時間帯は、4月下旬はお昼12時頃、5月初めは11時過ぎ頃と13時前頃、5月下旬は10時半過ぎ頃と13時過ぎ頃、6月下旬の夏至の頃で10時半前頃と13時半頃となります。

 

2. 薄雲が出ていること
雲の無い快晴時には現れません。上空の薄雲は暖かい時期でも氷の粒でできており、この氷の粒が六角板の形(プレート状)になり、かつ一様に六角板の平たい部分を下にしたまま落下してくるときに太陽の光が分離をして虹色に見えるのです。ただ、薄雲が必須条件ではありますが、薄雲が出ていても見られないことのほうが多いです。氷の粒の落ち方の条件が合わないためと考えられます。

 

6月~7月は梅雨で雨や曇りの日が多いため、初夏の時期が最も条件が良いといえるでしょう。これらの条件が揃ったとき、「環水平アーク」は太陽の下に現れます。

 

初夏の晴天の日には、空を見上げてみてはいかがでしょうか。薄雲が出て太陽が高く昇る頃、美しい虹色の帯に出逢えるかもしれませんよ。

 

 

<本文監修、画像提供>

観光ガイド「京都旅屋」代表、気象予報士  吉村晋弥   プロフィール>

公開日:平成30年4月23日

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