GOGYO
─ 暦をひもとく、暮らしをひらく。 ─

芒種(ぼうしゅ)

「ノギある穀類皆稼種する時節なり」


 

2018年6月6日は二十四節気のひとつ、芒種です。

 

近畿地方の平年の梅雨入り時期は6月7日頃、まさに芒種は梅雨入りのころで、昔は田植えを始める目安にもなりました。

 

この「芒種」、あまり見かけない難しい言葉ですね。

 

「芒」は稲や麦などイネ科の植物の先端に見られるほそい突起「のぎ」のこと。「芒種」は、そんな「芒」を持つ穀物の種まきをする時期といわれていれます。

 

「禾=のぎへん」と「重」からできている「種」にも注目です。「のぎへん」の形は、穀物が実った様子から生まれたものだそう。穂がずっしり「重」くなるほど実った様子が、「種」という言葉に結びついたそうです。

 

芒種のひとつ前の二十四節気「小満」は、麦が実る時期でもありました。「芒種」は稲を植える時期の目安といわれていますが、その一方で、麦の穂がたわわに実り、その収穫時期を迎えることを表しているのかもしれません。いずれにしても、農作業の目安となる二十四節気らしい言葉ですね。

 

余談ですが、稲作では丈夫な苗を育てることができれば、稲作の半分は成功したようなものといわれます。苗の出来でその年の作柄の半分が決まる「苗半作(なえはんさく)」という言葉もあるほど。田んぼに青々とした苗が植えられる頃、農家の人はひとつの大きな仕事を終えているんですね。

 

雨が気になるシーズンですが、紫陽花が開花したという便りも届きます。この季節ならではの楽しみを見つけて、さわやかに過ごしたいものです。

 

公開日:平成30年6月2日

「魔除け」「厄除け」の神社・晴明神社では、ご家族同様、ペットも毎日健康で過ごせるようにとの願いを持った皆さまの気持ちにお応えするべく、「ペットの健康祈願」を、通信制にて受け付けています。

ペットのご祈願について