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大暑(たいしょ)

「老陽次第に極まって大暑となる」


7月23日は二十四節気のひとつ、大暑(たいしょ)です。

 

次の二十四節気は秋のはじまりとなる「立秋」ですから、大暑は夏の最後の二十四節気。梅雨が明け、暑さが本格的になるのはこれからといわれていますが、今年は梅雨明けも早く、また大暑を前にこれまでにない猛暑に見舞われている地域も少なくありません。

 

立秋の前にあたるこの時期は夏の土用の期間中でもあります。2018年は7月20日が土用の入りで8月6日が土用明けです。

 

夏の土用といえば、丑の日の鰻に食べる風習があります。一説によれば、江戸時代の奇才・平賀源内が江戸前鰻をこよなく愛し、その著書の中で土用の丑の日に鰻を食べることを勧めたのが広まったとも、鰻屋に丑の日に張り紙を出すようアドバイスしたことがきっかけになったともいわれています。

 

いずれにしても、鰻が滋養強壮に効くことは昔から知られていたようで、夏バテにしないように鰻を食べることを勧める大伴家持の和歌(『石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ』)が万葉集に残されています。

 

うなぎのほかにも、疲労回復や食欲増進の効果がある梅干しや、夏でもツルッと食べられるうどん、夏に旬を迎えるウリ科の野菜といった「う」のつく食べ物もこの時期に食べたい行事食。また土用の入りには、暑気払いとしてあんころ餅の「土用餅」を食べる地域もあります。力の出る餅と邪気を祓う小豆をいただけば、夏バテ知らずで過ごせそう。

 

また「丑湯」といって、土用の丑の日に入浴すると夏バテの予防や疲労回復に効果があるといわれ、「丑湯まつり」を開催する温泉地もあるようです。過度な冷房などが原因で夏バテ気味の時は、ぬるめのお湯に長めに入ってリラックスを。好みの香りの入浴剤などを使うのもおすすめです。

 

2018年の夏の土用は、7月20日と8月1日。まだまだ暑さは続きますが、昔からの知恵も取り入れながら快適に過ごしたいものです。

 

土用については「季節にまつわる五行」へ

公開日:平成30年7月18日

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