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小正月の1月15日には小豆粥で邪気祓い

1月15日は小正月です。元旦から7日までを「大正月」というのに対して、15日は小正月と呼ばれています。月の満ち欠けを基準とした旧暦では、月が見えない朔日が月のはじまり。特に一年の最初の朔日が正月(大正月)で、次の満月の日が小正月とされました。年末からお正月まで忙しく働いた女性がやっと一息つける「女正月」という呼び名もあります。

 

正月飾りが飾られる「松の内」も、1月7日までというところや、1月15日の小正月までというところなど、地域によって違いがあります。

 

そんな小正月に食べられているのが小豆粥。小豆の赤い色には邪気を払う力があると考えられ、邪気払いに食されました。清少納言の『枕草子』や、紀貫之の『土佐日記』にも小豆粥のことが書かれています。『土佐日記』では、正月15日に船上にいたため、小豆粥を炊くことができなかったと書かれていて、その習慣が定着していたことがうかがえます。

 

この粥を使った「粥占」という占いもあり、粥占神事を執り行う神社もあります。筒にはいった粥の量や、粥に生えたカビなどから、天候や農作物の収穫などの吉凶を占うものです。

 

食べれば邪気を祓うという小豆粥ですが、実際のところ小豆は栄養が豊富。タンパク質や食物繊維、ビタミンB1・B2などが含まれています。小豆を食べて邪気を祓う――それはつまり健康を維持できるという考え方と結びついているのかもしれません。

公開日:平成30年1月7日

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