GOGYO
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雨水(うすい)

「陽気地上に昇り雪氷溶けて雨水となる…」


厳しい寒さが続いたこの冬は、例年以上に春を待ち遠しく感じます。

 

二十四節気では、2018年2月19日が雨水。立春からおよそ2週間、空から降る雪は雨になり、また氷が解け始めて水になるのがこの頃。水が田畑を潤し、農耕をはじめる時期の目安とされました。

雨水にあわせて雛人形を飾る地域もあるそうです。ひな祭りのルーツが、人形(ひとがた)に厄災をうつして川や海に流す「流し雛」にあることから、水に縁のあるこの日がふさわしいと考えられたのでしょうか。

 

立春から春分の間となるこの季節は、南から吹く暖かくて強い風「春一番」が観測される時期。よく耳にするこの言葉が生まれたのは長崎県の壱岐と言われています。安政6(1859)年旧暦2月13日、五島沖に出漁中の漁船が強風で転覆し、多くの犠牲者が出てしまいました。この時から、地元では春先に吹く強い風を「春一番」、「春一」と呼び、これを恐れるようになったそうです。

 

春一番が吹く日は気温が少し上がります。まだまだ気温が低く風が冷たい日もありますが、「雨水」という言葉を思うと、日差しが少しずつ強くなって、雪解けが進むイメージが頭に広がります。見えないけれども、春はもうすぐそこまで来ている……そう思いたいですね。

公開日:平成30年2月15日

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