GOGYO
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陰と陽が繰り返されて四季になる

晴明神社の暦を見ると、立春には「陽気地中に萠し東風氷を解く」、寒露には「陰気日に増し寒露降る」と記されています。そこに記されているのは「陰」と「陽」の言葉。冬を陰、夏を陽として、季節を表していることがわかります。

 

自然界のあらゆるものは、陰と陽の2つの気から生じる――これが、陰陽思想です。古代の中国で生まれたもので、その概念を表す太極図には、陽を意味する白と陰を意味する黒が、それぞれ勾玉のような形で描かれています。

 

この円の中ではどちらか一方が、相手を飲み込んでしまうことはありません。陰と陽、どちらかの勢いが盛んになってもやがて衰退、そしてまた盛んになる。これが永遠に繰り返されます。季節のほかにも、陰は月、女性、夜、陽は太陽、男性、昼……というように分類されますが、それらは対立するものではなく、バランスをとりながら存在していることを意味します。

 

また、太極図では陽の中に陰、陰の中に陽の小さな丸が描かれています。これには完全な陰と陽は無く、陰は陽を内包し、陽は陰を内包していることを意味します。

 

この夏は、「陽」の気はどこまで盛んになるの?と太陽が恨めしくなるほど猛暑だった地域も多いと思います。逆に雨が多かったところでは、「陽」の気が足りず、物足りなく感じたかもしれません。いずれにしても「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」の言葉どおり夏は必ず終わり、秋そして冬がやってきます。難しそうに思える太極図ですが、季節に置き換えると、見事にその循環を表していることがわかりますね。

公開日:平成29年10月11日

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