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桔梗の花に似た「五芒星」が意味するものは?

毎年6月頃に開花する桔梗。青紫や白の花が凛と咲き誇る姿は実に清々しいものです。晴明神社の境内にも、たくさんの桔梗が植えられています。

 

晴明神社の神紋といえば「五芒星」ですが、桔梗の花の形が似ていることから「晴明桔梗印」とも呼ばれていて、晴明神社の鳥居や晴明井、お守りなどにも見ることができます。この「五芒星」は、この世に存在するあらゆるものを「木・火・土・金・水」にあてはめる「五行」の考え方を形にしたものです。

 

木から火が生まれ、火から灰(土)が生まれ、土中に金があり、金属(金)の表面に水が生じ、水が木を育むという循環が「相生」。この流れは円になります。

 

 

さらに、木は土の栄養をうばう、土は水を吸い上げる、水は火を消す、火は金を溶かす、金(金属)の刃物は木を倒すというように、相手を滅ぼす「相剋」という関係もあり、「相生」の順に配した「木・火・土・金・水」から、相剋を結ぶと五角形の星型となります。

 

紀元前の中国で生まれたといわれるこの五行。「木・火・土・金・水」は方位、季節、色、星など、さまざまなものにあてはめられてきました。森羅万象、この世のすべてのものはお互いに影響を与え合っているということ……一見とてもシンプルな構成に見える「五芒星」には、その考え方が凝縮されているのです。

 

桔梗は梅雨時に開花して夏の終わり頃まで美しい姿を見せてくれますが、晴明神社の桔梗は秋ごろにもう一度開花します。その五角形の可憐な花に、奥深い五行の世界を感じてみませんか?

公開日:平成29年8月5日

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