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おめでたい数字が重なった重陽

9月9日は五節句の一つ、重陽の節句です。昔中国では、奇数は縁起のよい「陽」の数字といわれました。そんな陽の数字のなかでも一番大きな「9」が重なる9月9日は「重陽」として、とてもおめでたい日とされたのです。

 

この重陽の節句は、「菊の節句」といわれ、不老長寿をもたらし邪気を払うともいわれた菊の花を浮かべた酒を楽しんだといいます。平安時代の日本にも伝わり、宮中では菊酒を飲み詩歌を詠むという観菊の宴が行われました。江戸幕府でも五節句のひとつとしてこの日を祝ったといいます。

 

九州には「おくんち」という祭がありますが、これも重陽の節句に行われた祭りとして「9日=くにち、くんち」がその名の由来となったという説があるそうです。

 

ちなみに平成29年の場合、10月28日が旧暦9月9日。暦には旧重陽節の文字があります。全国各地で菊花展がはじまるのもこの頃でしょうか。菊の花を愛でながら、古の重陽の節句に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

公開日:平成29年8月21日

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