GOGYO
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桃のお話

古来中国また陰陽道では、桃は魔除け・厄除けの果物といわれます。

日本においても『古事記』や『日本書紀』にて魔物を追い払う様子が描かれています。
また、不老長寿、結婚・出産の象徴としても桃を題材とした話は数多くあり、桃の節句のような年中行事でもその影響がうかがえます。

 

ここでは、「古事記」のお話を簡単にひとつご紹介します。

イザナギノミコト(国産み、神産みを行った男神)とイザナミノミコト(女神)のお話です。

炎に包まれた火の神を生んだのち、イザナミは亡くなりました。
イザナギは妻のイザナミが亡くなったことが受け入れられず、黄泉の国へと向かいます。
そこには既に死者として姿を変えたイザナミがおりました。
あまりの姿に驚いたイザナギは、その場から逃げ出します。
そんな彼を許すことができないイザナミは、黄泉の国の軍隊を差し向けます。
苦戦するイザナギでしたが、逃げる途中に見つけた桃の実を3つ投げつけると、軍隊を撃退することができたのです。

 

その後、イザナギノミコトはその桃に向かって「わたしを助けてくれたように、人々が苦しい目にあっているときは助けてやってほしい。」とオオカムヅミという名を与えられたそうです。

こういったことにより、桃は現在でも魔除けの意味があり、飾り瓦などにも使用されています。

 

公開日:平成30年5月30日

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