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京に晩夏を告げる行事

京都では8月16日に五山の送り火が行われます。送り火とは、お盆に迎えた先祖の霊を送り出す行事。夜8時、東山の「大文字」にはじまり、「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」と順番に点火されます。

 

東山の大文字を例にあげると、一筆目にあたる左右の長さが80mという大きさ。全体で75の火床があり「大」の字を作り上げます。寺院の檀家など関係する人々が力を合わせて点火作業を進めると、最初は点々としていた炎が次第に大きくなり、やがて闇の中にくっきりと文字や形が浮かび上がります。

 

ゆらめく送り火を、酒や水を入れた盃に映して飲むと無病息災で過ごせるといわれています。また、火床にある送り火の消し炭(からけし)にもご利益があり、半紙に包んで水引をかけて玄関先に吊るすと魔除けになり、消し炭を煎じて服用するとお腹の病気に効くとも伝わります。

 

五山の送り火の夜、鴨川沿いや北山通、嵯峨の広沢の池など、送り火をよく見ることができる場所にはたくさんの人が集まり、先祖の霊を見送るように手を合わせます。ゆらめく炎が少しずつ小さくなるのを見ていると、どこか寂しい気分になってくるもの。京都の夏ももうすぐ終わり、秋がやってきます。

公開日:平成30年8月9日

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