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安倍晴明公 逸話 その7

数多くある安倍晴明公の伝説は、現代でも語り継がれています。今回はそのひとつをご紹介いたします。

【藤原道長の犬のお話 :『宇治拾遺物語』巻14の10より】

関白 藤原道長が法成寺を建立したのち、毎日御堂へ参る時には白い犬を連れていました。
ある日、いつものように門に入ろうとしたところ、犬が吠えまわって立ち塞ぐのです。牛車から降り、歩いて門に入ろうとすると、今度は衣の裾くわえて引き留めるのです。

「これは何かあるのだろう。」と道長は、晴明公にすぐに来るように依頼します。
晴明公が少し占ってみると、道の中に道長公を呪うものがあることに気づきます。「もしそれを跨いでいたら不吉なこととなったでしょう。犬は神通力を持つので、それを告げたのでしょう。」と伝えました。

「ではそれはどこに埋まっているのか、見つけ出せ」と命じられると、晴明公はいとも簡単に場所をその場所を言い当てました。そしてその呪いをかけた人物に見当をつけ、懐から紙を出して呪文をかけると、たちまち白鷺となって犯人の居場所を暴いたのでした。

 

この後もこの犬は道長にとても可愛がられたそうです。

公開日:平成30年10月28日

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