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菊の花、咲く

菊の花が咲き出す頃となりました。七十二候の第五十候(二十四節気「寒露」の中候:2018年10月13日~)は菊花開(きくのはなひらく)と言います。

この菊の花が咲く時期、あざやかに空が晴れ渡ることを「菊晴れ」と言うそうです。日本上空を乾燥した空気が覆い、空がとても澄んで見えるため、とても清々しく感じます。

そんな清々しい印象を持つ菊は、中国から伝来した植物です。観賞用としてだけでなく、薬草としても取り入れられたと言われています。菊は「千代見草」「齢草」などとも呼ばれ古来より不老長寿のシンボルとされています。

重陽節に菊花酒を飲み、菊を鑑賞するなどして長寿を願うようになったのもそのためです。花札(花かるた)に通称「菊に盃」といわれる役札がありますが、これは菊酒がモチーフにされたものです。

この菊の効能は、能の演目としても登場します。菊慈童(枕慈童)の曲目では、経文を菊の葉に書いた少年は、その葉から滴る雫を飲んだことで、不老不死の身を得るとされています。

 

江戸時代以降、全国で数多くの菊が栽培されるようになりました。10月から11月にかけては「菊まつり」や「菊花展」が各地で行われます。新暦の9月9日とはまた異なる、菊の和菓子もお店に並ぶことでしょう。

品種改良がされ、お花屋さんには一年中 色とりどりの菊が販売されるようになりましたが、今一度、この季節に菊を楽しまれてはいかがでしょうか。

公開日:平成30年10月11日

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