GOGYO
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霜降(そうこう)

「旧九月の中気始めて霜降る」


10月23日は霜降、二十四節気のひとつです。朝晩の冷え込みが厳しくなり、初霜の知らせが聞かれる頃となりました。10月5日には、旭川で初霜が観測されました。

 

もともとは旧暦の11月を「霜月」と呼んんでいます。霜が降りる月です。霜は気温が下がり、表面温度が0度以下になった時、空気中の水蒸気が昇華し氷の結晶として付着したもののことを指します。

そのため霜は冬だけではなく、秋や春にも出現します。春や秋に霜が降りると寒さに弱い植物は枯れてしまうため霜対策が行われていますが、霜が降りた風景や結晶は美しいものです。

 

平安時代の歌人である凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)が詠んだ歌に「心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花」(古今和歌集  巻第五 秋歌下 277)がありますが、霜で一面が真っ白になった野に咲く白菊の情景が浮かびます。雪とは異なる風情があります。

 

霜降は秋の季節の最後の節気、霜が降りだすと秋は一段と深まります。例年、京都市内の紅葉の見頃は11月下旬ごろ。空が高く感じられ、紅葉・黄葉・褐葉などで彩りあふれる風景も待ち遠しいものです。

 

 

 

公開日:平成30年10月18日

注連飾りとは、新年に歳神様をお迎えするにあたり、邪気や魔が 入って来ないようにするいわば結界のようなものです。 注連飾りを丁重に神前にて祓い清め、祈祷を施します。数に限りがございますが、特設サイトにて11月1日より受付を開始。先着順にお頒けいたします。

正月用注連飾りについて