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初冬の風物詩「御火焚祭」

京都の風物詩のひとつとしてあげられる「御火焚祭(おひたきさい)」。その由来は諸説あるようですが、宮中祭祀のひとつ「新嘗祭(収穫祭)」が由来とありました。現在でも宮中にて天皇陛下が新穀を捧げ、新嘗祭を執り行われています。

 

御火焚祭は、「おしたき」とも呼ばれ、江戸時代頃より社寺だけでなく各町内や家々でも行われていたそうです。その内容は各地様々ですが、神社では新嘗祭と同様、その年に収穫された新米などの収穫物を捧げ、一年の五穀豊穣を感謝します。また、家内安全、無病息災、商売繁盛、火難除けなどの願い事を記した護摩木を焚いて神に祈ります。

 

11月に入ると、お饅頭屋さんの店頭にはお火焚饅頭が並びます。表面に大きな火炎宝珠の焼印が押された紅白のお饅頭には、厄除け招福の願いが込められているそうです。お火焚饅頭は祭事のお下がりとしても配られます。さらにお下がりには、その年の新米でつくられた柚子風味の「三角おこし」、「みかん」がセットされています。「お火焚の残り火でみかんを焼いて食べると、その年風邪をひかない。」などとも言われています。

 

さて、五行説の「火生土(かしょうど)」に基づく祭として、晴明神社では御火焚祭が執り行われています。境内では、護摩木を浄火にて焚き上げ、身についた罪穢を祓い清め、心願成就などを祈られます。

今年も11月23日(金・祝)、勤労感謝の日に実施されます。全国から寄せられた多くの願いと共に焚き上げられる護摩木の炎を見ていると、清々しい気分になります。京都が紅葉で色づく季節、一度立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。


晴明神社 御火焚祭

開催日:平成30年11月23日(金・祝)

時   間:午前11:00〜

開催場所:晴明神社(京都市上京区晴明町806(アクセス))

TEL : 社務所  075-441-6460   (受付時間:9:00〜18:00)

 

公開日:平成30年11月7日

注連飾りとは、新年に歳神様をお迎えするにあたり、邪気や魔が 入って来ないようにするいわば結界のようなものです。 注連飾りを丁重に神前にて祓い清め、祈祷を施します。数に限りがございますが、特設サイトにて11月1日より受付を開始。先着順にお頒けいたします。

正月用注連飾りについて