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歳神様が宿る鏡餅

いよいよ師走です。この時期はお餅つきが恒例行事という人もいるのではないでしょうか。「よいしょ!、よいしょ!」の掛け声に合わせて杵をふりおろす昔ながらの餅つきは、賑やかで楽しいもの。餡やきな粉など、好きな味で食べるつきたての味も格別です。

 

さて、お正月に準備をするお餅といえば鏡餅。この鏡餅には「歳神様」が宿るといわれています。年歳神様とは、年に一度お正月に来られ、年齢を授けてくださる神様。お正月を迎えるたびにひとつ歳をとる「数え」という年齢の数え方は、これに由来するものなのです。

 

昔は、お供えした鏡餅を「餅玉」としていただくことで、歳神様から「生命力」や「魂」を授けていただけると考え、これを「お年魂」「お年玉」といいました。子どもたちが楽しみにしている「お年玉」、昔はお餅だったんですね。鏡開きでは、歳神様の霊力が宿ったお餅をありがたくいただくようにしましょう。

 

鏡餅の丸い形は、三種の神器のひとつである鏡(銅鏡)の形に由来するとも、心臓の形を模したものともいわれています。また餅が重ねてあるのは、2つで陰陽を表しているという説もあります。飾り方は地域によって様々ですが、三方という台に乗せ、木から落ちないことから縁起物とされる橙(だいだい)、裏白(うらじろ)や譲葉(ゆずりは)などの葉を飾ります。昆布や干し柿などの縁起物が添えられることもあります。神聖なものなので、玄関や床の間など、家庭の大切な場所に供えましょう。

 

さて、お餅といえば東日本と西日本で形や食べ方が違うのはよく知られています。GOGYO編集部のスタッフの出身地も、京都や滋賀、福島などいろいろ。この時期になると、東西のお餅の違いやお雑煮の味の違いは必ず話題になるのです(笑)。

 

京都をはじめ西日本に多い丸餅は、白味噌でいただくお正月の雑煮が代表的。やわらかな餅に、上品な甘みの白味噌がよく合います。

 

切り餅は、海苔と醤油で食べる定番の磯辺餅のほかに、チーズをのせてピザ風にアレンジするのも美味。機会があれば、両方のお餅を手に入れて、それぞれの食べ方を楽しんでみるのもいいですね。

公開日:平成30年12月1日

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