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寒い朝は、あたたかくて体にやさしい七草がゆを

小寒の初候「芹乃栄(せりすなわちさかう)」は2019年1月6日~9日。水も空気も冷たいこの時期、七十二候では、セリがよく生育する頃と表現されています。

 

古くから食用として親しまれてきたセリ。独特の香りとしゃきしゃきとした食感が特徴で、冬の鍋料理にも欠かせませんね。田んぼの畔や小川など水分の多い土地で、まるで「競り合う」ように生えていることから「セリ」と名付けられたそうです。

 

さて、1月7日の朝は、そんなセリなどの「七草」で作る七草がゆを食べる方も多いでしょう。中国の唐の時代、1月7日は五節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」で、無病息災を祈願して七種の野菜で作った羹(あつもの。熱い汁物)を食べる風習があり、これが日本に伝わりました。

 

日本では、貴族の間で、正月最初の”子(ね)の日”に野に出て、小さな松の木を引き抜いたり、若菜を摘んだりする「子の日の御遊び」という行事がありました。生命力にあふれ、邪気を祓うという若菜は摘んだあとに食したといいます。また1月15日の小正月には、米や粟などの穀類でつくる「七種がゆ」を食べるという宮中の風習もあり、こうした食の風習がひとつになって、今の七草がゆになったようです。

 

七草には、食欲増進や消化促進、解毒など、様々な効能があるとされ、お正月に食べすぎたり飲みすぎたりした胃腸にもうれしい食材。手軽なパック詰めもあるので、ぜひ家庭で作って食べたいものです。

 

スズシロ(大根)や、スズナ(蕪)は、薄く切ってから茹で、その他の葉ものもさっと茹でて冷水にとり、粗く刻んでおきましょう。あとはおかゆに加えるだけ。味は塩で調整しますが、お粥が苦手という人は、コンソメや中華ダシの素で味付けしたり、野菜以外にお餅や好きな具材を入れるのもおすすめです。

 

平成31年は、この日が仕事はじめという人も多いでしょう。体にやさしい七草がゆをいただいて、新しい年をスタートさせましょう。

公開日:平成31年1月1日

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