GOGYO
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人形で厄祓い

神社へお参りした時、人の形をした紙を見かけられたことはないでしょうか。

人形(ひとがた)、形代(かたしろ)と呼ばれるこの紙は、身に付いてしまった穢れを祓うために使われます。この白い小さな紙は、自分の身代わりになってくれる大切な紙なのです。

この人形には、名前と年齢を書き込みます。名前はもちろんフルネーム、年齢は数え年を記入します。わからない時は生年月日を書いてもよいそうです。

人形で自分の体を撫で、息を3回吹きかけ、神社へ納めると、ご祈祷後にお焚き上げされます。地域によっては海や川に流されるところもあるそうで、これが「流し雛」の原型であると言われています。

平安時代にはすでに習慣化されていた「祓え」の行事。日常生活の中で湧き上がる様々なネガティブな感情に引きづられることなく前向きに進むために今も受け継がれているように思います。

6月の「夏越の祓」、12月の「年越の祓」や、節分の際に登場する人形。人形を使って、知らず知らずのうちに起こしてしまった罪や過ちを見つめ直し、祓い清めると、心も晴れやかになることでしょう。

2月3日の節分は、「寒」が明ける日。立春の前日で、旧暦では一年の最後、つまり大晦日と考えられていました。陰陽道でも節分とは「陰」から「陽」へ「気」が変わる大きな節目と考えられています。陰陽師である安倍晴明公を祀る晴明神社では、季節の変わり目には邪気が入り込みやすいため、節分の夜に追儺(ついな)が行われます。

豆まきの神事ではありませんが、矢を放ち、四方から忍び寄る魔を追い祓います。人形は社頭にて1月18日頃より配布されます。その後神社へ納められた人形は節分の日に焚き上げ、お祓いが行われます。この機会に自身についた魔も一緒に追いはらってもらいましょう。

晴明神社 2019年 節分星祭

 

公開日:平成31年1月18日

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