GOGYO
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春先の風物詩「菰はずし」

七十二候「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」。2019年は3月6日~10日で、冬蘢りの虫が出て来るころという意味です。虫だけではありません。春の訪れを感じた生きものたちが動き始める時期ですね。

 

「蟄虫啓戸」は、二十四節気の「啓蟄」の初候です。啓蟄も同様に土の中の虫がうごめき始めるころを言います。

 

啓蟄に行われることで知られる「菰(こも)はずし」をご存知ですか。菰とは、松の木の地上2メートルくらいの場所に、まるで腹巻きのように巻きつけられたワラのむしろのこと。松の木に大量に発生して葉を食い荒らしてしまうマツカレハという虫の幼虫に枯れ葉の中で越冬するという性質があることから、かつては11月ごろに巻きつけ、啓蟄の時期に菰を外して焼くことで駆除できると考えられていました。

 

現在では、その効果はないということがわかっているのですが、皇居外苑や姫路城などでは春先の風物詩として「菰はずし」が行われています。

 

さて、春を感じる虫の代表格といえば、花から花へひらひらと行き交うチョウチョ。道端でよく見かける黄色のモンキチョウは、黄色ばかりではなく、白いものもいるそう。春の虫の本を眺めていて知りました。

 

日常の生活ではついつい避けてばかりいる虫ですが、少し調べてみると、知らないことばかり。知らないことを知ることはとても刺激的です。皆さんもいかがですか?

公開日:平成31年3月2日

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