GOGYO
─ 暦をひもとく、暮らしをひらく。 ─

厄年、厄除け、厄祓い

まもなく2019年がはじまります。初詣などで神社に行くと「今年の厄年」と書かれた案内についつい目がいきます。そして、自分の生まれ年がそこに無ければ、何故か安堵してしまいます。

 

みなさんは「厄年」に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。「厄」には「くるしみ、災難」という意味があります。「厄介」「苦厄」「業厄」などの熟語があるように「厄年」と聞くと何かとてつもない災いが降りかかってくるのでは?と不安に感じてしまいませんか。

誰にでも訪れる厄年。厄年の年齢は「数え年」で数えられます。地域によって異なる事もあるかもしれませんが、男性が二十五歳・四十二歳、女性が十九歳・三十三歳そして男女ともに六十一歳を指しています。またこれらの年齢の前後を前厄・後厄と言います。3年間身を何事も起こらないようにと、身を潜めて生きるのは窮屈ですね。

 

厄年は、一生の中で、体力的にも社会や家庭環境的にも転機を迎えやすい時期。江戸時代には定着したそうです。男性の四十二歳は「死に」、女性の三十三歳は「散々」に通じると特に意識され、新年を迎えると神社へ参詣し、厄祓いのご祈祷を受けられます。

 

みなさんは「厄祝い」としきたりをご存知でしょうか。親しい人たちを招いて宴を催し、酒肴でもてなし、自分の厄を持ち帰ってもらうといったもの。お祝いの品を贈ったりとその内容は地域によって様々なようですが、とても大切な儀式のようにも感じます。身に降りかかる厄介ごとを招待客に受け取ってもらうのですから、「おたがいさま」と自然に思える信頼関係がなければ成り立たなさそう。でも、この発想を取り入れると、みんなでHAPPYになれそうです。

 

江戸時代とは生活習慣も大きく変化し、人生を歩む時間は長くなっています。「厄」は木の節のふくらんだ部分を示す文字であるように、人生を丁寧に生きる上での節目と考えるのはいかがでしょうか。一度立ち止まり自分を見つめ直すきっかけにするのです。厄除け、厄祓いはこれからの人生をより良く過ごすために、祈願をする事です。何か不安に感じる時は神社へ参詣し、厄祓いのご祈祷を受けると、きっと心が落ち着き、晴れやかな一歩を踏み出せる事でしょう。

公開日:平成30年12月25日

「魔除け」「厄除け」の神社・晴明神社では、ご家族同様、ペットも毎日健康で過ごせるようにとの願いを持った皆さまの気持ちにお応えするべく、「ペットの健康祈願」を、通信制にて受け付けています。

ペットのご祈願について